「カチカチ」とした打鍵感が特徴のメカニカルキーボード。
その心地よい打鍵感と高い耐久性から、多くのユーザーに愛されています。
しかし、その一方で「音がうるさい」という悩みも耳にします。
特にオフィスや在宅ワークなど、静かな環境での作業を求められる場合には、メカニカルキーボードの打鍵音が周囲の迷惑になることも。
私もその一人で、Logicool G413というメカニカルキーボードを愛用していました。
しかし、最近になってタイピング音が気になり始め、静音キーボードへの買い替えを検討しました。
そこで今回は、Logicool G413から静音キーボードへの買い替えを通して、静音キーボードの選び方やメリット・デメリット、そしておすすめの静音キーボードをご紹介します。
1、静音キーボードとは?
静音キーボードとは、打鍵音を抑えるために様々な工夫が凝らされたキーボードのことです。
一般的なキーボードに比べて、打鍵音が静かで、周囲に迷惑をかけずに作業することができます。
静音キーボードには、大きく分けて「メンブレン方式」と「メカニカル方式」の2種類があります。
メンブレン方式
メンブレン方式は、キーの下にメンブレン(薄い膜)があり、キーを押すとメンブレンが基盤に接触することで入力されます。
構造がシンプルなため、安価で静音性に優れているのが特徴です。
メカニカル方式
メカニカル方式は、キーの下に独立したスイッチがあり、キーを押すとスイッチが反応することで入力されます。
メンブレン方式に比べて、打鍵感や耐久性に優れていますが、一般的に価格は高めです。
最近では、静音性に優れたメカニカルスイッチを採用した静音メカニカルキーボードも登場しています。
2、静音キーボードの選び方
静音キーボードを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
方式
静音性を重視するならメンブレン方式、打鍵感や耐久性も重視するなら静音メカニカルキーボードがおすすめです。
キー配列
日本語配列(JIS配列)か英語配列(US配列)かを選びましょう。
普段使っている配列に合わせて選ぶのがおすすめです。
サイズ
フルサイズ、テンキーレス、コンパクトサイズなどがあります。
使用スペースや用途に合わせて選びましょう。
その他機能
無線(Bluetooth)接続、バックライト、マクロ機能など、あると便利な機能もチェックしましょう。
3、おすすめの静音キーボード
ここでは、おすすめの静音キーボードをいくつかご紹介します。
メンブレン方式
ロジクール ワイヤレスキーボード K295GP: メンブレン方式で静音性に優れています。価格も手頃で、初めての静音キーボードにおすすめです。
ELECOM TK-FDM109TKBK: コンパクトなキーボードで、さらに静音性を追求したモデルです。
薄型設計で、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴です。
静音メカニカル方式
Keychron K8 Pro: 吸音フォームを内蔵していて、快適な打鍵感と静音性を両立しています。
Macにも対応しており、多機能性も魅力です。
Razer BlackWidow Lite: コンパクトなうえ、Oリングで静音性を強化しています。
Logicool G413から買い替えてみて
Logicool G413から静音キーボードに買い替えて、一番実感したのは「タイピング時のストレス軽減」です。
以前は、タイピング音が気になって集中できないこともありましたが、静音キーボードにしてからは、周囲を気にせず作業に集中できるようになりました。
また、静音キーボードは、オンライン会議や動画編集など、音を気にする場面でも活躍してくれます。
周囲に迷惑をかける心配がないので、安心して作業に取り組めます。
4、まとめ
Logicool G413のようなメカニカルキーボードも良いですが、静音キーボードには静音キーボードの良さがあります。
静音キーボードは、快適な作業環境を実現するために、非常に有効な選択肢の一つと言えるでしょう。
もしあなたが、タイピング音に悩んでいるのであれば、ぜひ一度静音キーボードを試してみてください。
きっと、その快適さに驚くことでしょう。