＜移動平均線の種類＞
・単純移動平均線（SMA）
終値の平均値をつなぎ合わせたもの。
日足では５日移動平均線と２５日移動平均線の利用頻度が高い。ほかに７５日線、１００日線、２００日線など。
洲足では１３週移動平均線と２６週移動平均線の利用頻度が高い。
日足の５日移動平均線は下値支持線（サポートライン）や上値抵抗線（レジスタンスライン）としてよく利用されているらしい。
・指数平滑移動平均線（EMA）
過去の価格を指数関数的に減少させることで直近の価格を高く評価して算出したもの。
単純移動平均線より値動きに敏感に反応することで、売買シグナルが早めに出る。
・加重移動平均線（WMA）
直近の価格を高く、過去のデータを低く評価して算出したもの。
単純移動平均線より値動きに敏感に反応することで、売買シグナルが早めに出る。
＜トレンドの判断＞
・移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド、横ばいなら方向感なしの気迷い相場。
・移動平均線の上にローソク足があれば強気相場、下にローソク足があれば弱気相場。
・短期移動平均線（例えば５日線）が中長期移動平均線（例えば２５日線）を下から上に突き抜けた場合をゴールデンクロスといい、その後上昇トレンドとなる可能性がある。
・短期移動平均線（５日線）が中期移動平均線（２５日線）を上から下に突き抜けた場合をデッドクロスといい、その後下降トレンドとなる可能性がある。
※ただこれらはすでに短期移動平均線が下向いてから（もしくは上向いてから）発生するので注意が必要。
